定期的に人間ドックに通うことで早期発見を目指す

人間ドックは検査を選ぶかによって、早期発見の精度も変わる

人間ドック早期発見

早期発見につながる人間ドックには、
どういった検査があるのでしょうか。

 

早期治療で完治できる病気が多いのも事実です。

 

たとえば大腸がんや肺がんといった重篤な病気についても
初期段階であれば生存率は7〜9割以上と、治療によって
予後が改善するケースも珍しくありません。

 

 

異常の有無を確かめず、放っておいて病気の進行が悪化するよりも、
やはり定期的に人間ドックに通うことで早期発見を目指したいですね。

 

人間ドックはどういった検査を選ぶかによって、
早期発見の精度も大きく変わってきます。

 

 

人間ドックを受ける際は、自分の年齢や健康状態、
また過去の受診歴なども検査項目を決める基準となります。

 

どの程度精密な検査を受けるかは、事前に慎重に検討したいですね。

 

コース別にみた人間ドックの特徴

 

人間ドックは、一般に検査に要する時間により短時間ドック、
短期ドック、長期ドックの3種類に分けられます。

 

短時間ドック。

コンピュータを利用した自動化総合検診システムによる人間ドックで、
検査に要する時間は3〜5 時間程度ですみます。

 

仕事などに追われて多忙な人でも気軽に受けられるのが
最大のメリットです。

 

検査項目は他のコースのドックに比べると少ないですが、
重要な検査はしっかり行なわれています。

 

短期ドック

1泊2日コースのドックで、期間や費用の面からいえば
最も一般的な人間ドックといえます。

 

長期ドックに比べると検査項目が若干省略されていますが、
生柄習慣病についていえば長期ドックと同程度の結果が得られます。

 

長期ドック

5日〜1週間をかけてじっくりと検査するコースです。

 

検介項目が娘も豊富で、多くの専門医の診察が受けられます。

 

また、入院が必要ですが、一日中検査を受けるわけではないので
空いた時間に読書などで精神的なリフレッシユを
はかることもできます。

 

まだこれといった自覚症状がなく、健康・不健康度をチェックし
病気を未然に防ぐ場合はどうでしょう。

 

このようなときには、臨床検査が主役となります。

 

いわば健康・不健康度を事前にチェックし、
病気を未然に防ぐからだの総合的な臨床検査です。

 

さて、臨床検査はおよそ500種類にも上り、
生体検査と検体検査に分けることができます。

 

いずれにしてもこの二つの検査が、一般的な健康診断あるいは
人間ドック検査における主役の座を占めることになります。

 

その結果がからだの正常値・異常値であり、各機能の
健康・不健康度として判断されることになります。

 

●採取した検体を調べる検査検体検査では、
受診者から採取した尿、血液、便、解たん、腹水のほか、
内視鏡や手術でとった組織片などを、さまざまな角度から調べます。

 

尿や液の成分や性質を化学的に分析する物理化学的検査、
糸織や糸胞などを顕微鏡で観察する形態学的検査、
血清学的検査などを行ないます。

 

●からだを直接調べる検査生体検査の場合には、
検査法によってさらに次のように分けることができます。

 

生理学的検査

血圧、心電図、脈拍、脳波、筋電図、肺機能検査など、
からだの生理的反応や機能を測定します。

 

負荷機能検査

受診者に一定の負荷 (刺激や負担)を
与えて反応を測定し、臓器の状態を診断します。

 

腎機能検査

糖尿病検査ではブドウ糖、腎機能検査や肝機能検査では
色素、心電図では運動、筋電図では通気刺激などが負荷されます。

 

内視鏡検査

先にレンズのついた内視鏡(ファイバースコープや電子スコープ)という
長い管を挿入して気管支や食道、胃、胆道、大腸などを直接観察し、
病変部を調べる検査です。

 

画像診断

x線、超音波、電磁波などを利用した装置で、頭部、胸部をはじめとする
全身の病変部を画像化して観察する検査です。

 

その他の検査

身長・体重測定や視力検査、眼底検査、眼圧検査、
聴力検査、平衡機能検査なども行なわれます。

 

生体横査とは?

検査を受ける人のからだそのものを用いて
ズバリ検査するものです。

 

別の呼び名を生理学的検査または生理機能検査ともいっています。

 

からだの中では、電気的な変化を伴って活動していることが多いものです。
神経や筋肉もそうです。

 

それはたいへん細かな電気信号ですが、心臓や胸、筋肉で生じた信号を
からだの外へ出し、増幅して記録することができます。

 

この原理を応用したものが心電計(図)、脳波計、筋電計などです。

 

また、からだの電気信号以外の物理的な信号を検査する方法もあります。
血圧計、心音計(図)、脈波計、脈拍数計、呼吸数計、体温計などです。

 

さらに、からだの外側からあるエネルギーまたは刺激を与え、
どんな変化を示すかを調べ上げる検査法もあります。

 

X線検査、超音波検査、聴力検査、平衡機能検査などがそれです。

 

検体検査とは?

検体検査と臆からだの一部分から検査のための
材料(検体)をとり、いろいろな検査をおこなうものです。

 

それは、二つに分けることができます。
一つは、尿や便や疾などからだかはいせつら排池される
老廃物を細かく検査する方法です。

 

しかし、これだけではからだの中の十分な情報を得ることはできません。

 

一般に広く実施されているのは血液と尿検査です。

 

血液はからだ中をかけめぐっているので異常があると血液に影響を
及ぼし、またそれはほとんどが腎臓を通って尿に排池されます。

 

したがって、血液と尿をいろいろな角度から検査すると、からだの中の
正常異常をある程度キャッチできるのです。